就職したい韓国のニート

 韓国の情報を伝える統一日報によると、韓国のニートが136万9000人居ることが分かりました。日本のニートと比較してみましょう。

 

意識と世代と深刻さ

 まず、韓国のニートの七割は就職を希望している点で日本と大きく異なります。この場合、ニートと呼ぶよりも失業者と言った方が正確かもしれませんね。日本のニートは63万人ですので、その倍程度は韓国にニートがいることになります。

 

 現在、韓国の人口は5000万人程度で、日本の人口は1億3000万程度で韓国の三倍弱程度となります。つまり、単純計算で言えば韓国の方が三倍弱程度、日本よりも事情が深刻であるということです。さらに韓国のニートで特徴的なのが40代のニートが増加している点です。

 

 日本の場合には若年層が中心ですが、韓国では事情が異なっているようです。このような現象が起きる背景には、韓国経済が非常に危うい状態であり、雇用の確保がなかなかしづらいということがあります。リストラされた中高年世代は非常に苦しい状況にいるのです。これは韓国経済を潤していた外資系企業が撤退していることが誘引となりました。有名な企業では、ゴールドマンサックスなどが挙げられます。

 

社会の不安定化と経済情勢

 日本と韓国ではニートと言っても、世代や意識が違うことが分かりました。働きたくても働けない人が大勢出てくると、治安の悪化を筆頭に社会が不安定化します。経済状態の安定化を狙うべく韓国政府は早急に対策を打つ必要がありますが、日本の場合にはアベノミクスが功を奏しているのでこの流れを継続させるべきです。