子どもの教育で特別に行っていることはありますか?
子供の教育については、人に迷惑をかけない、自分のことは自分でできる人であること、ということが原則です。
勉強が好きな子供や、成績が優秀な子供については本人の希望に応じて教育費を惜しまず、進学などの道を支援するようにしています。どの子供にも、本人の選択肢が広がるという意味で、積極的に勉強するように勧めています。ただ、無理に強いることはありません。メンバーに教員免許資格者がいますので、しっかりと家庭学習のサポートをすることができています。
学校については、特別な学校などに行かせることはありません。できるだけ、費用の安い公立の学校へ行くように勧めています。
学校になじめていない子供はいません。特殊な教育方針はとっていませんので、意識はふつうの子供と変わりはないと思いますが、大家族の中で育った子供は、率先して人の役に立とうと行動したり、その場をわきまえた行動を取ることができる社会性が育っているため、そうした点を学校側にも評価されています。また、自然や生き物に対する好奇心や優しさも評価されています。
手前味噌ではありますが、農園の子供たちは、皆、それぞれに個性的で、非常に人懐こく、いい子に育っています。昔の子供たちを見ているようだ、という人もいます。
農園は菜食主義をとっていますが、学校給食や友人の家での食事については、本人の意思に任せてあり、一般の食べ物を避けることや菜食を強制することはありません。ただ、本人が肉や魚などを食べないことを希望する場合は、新学期のときに学校側にその旨を伝え、配慮をお願いしており、学校側も快く理解してくれているようです。
学校の先生が、農園の子供を特別な目で見ている様子はありません。むしろ、学校側から授業への協力依頼を数多く受けています。たとえば、農園施設の見学、農業や自然、環境についての授業への協力、職業体験の受け入れなどです。ときには、木の花農園について学ぶというテーマで勉強に来ることもあります。