「食といのちの学校」計画

 「いのちの村」のシンボル的な施設として、わたしたちは「食といのちの学校」を開設したいと考えています。

 食は、人間にとって基本的な営みであり、さまざまないのちのつながりを学ぶ起点として、「いのちの村」の最初の事業にふさわしいものです。「食といのちの学校」は、食を中心として、広くいのちのつながりを学び、また体験することのできる学校です。入学も卒業も自由で、学ぶ意欲のある人であれば、どんな人でも受け入れます。

 座学はもちろんのこと、付属の農場や養鶏場、畜産施設も併設し、食を中心とした自然の広がりを体験的に学ぶことができます。また、寄宿舎を整備し、長期滞在による学習もできる体制を整えます。

 教育内容については、常に新鮮で、多彩なカリキュラムを心がけます。決まったカリキュラムを取らず、さまざまなフィールドで活躍されている方に講師をお願いして長期、短期、あるいは単発の形態を問わずに講座を展開、各自が思い思いの学びを体験できる体制を整えていきます。

 「いのちの学校」には、本物の食を味わうことのできる食堂も開設します。それは、一般のお客様が本物の食を体験できる施設であると同時に、「食といのちの学校」の講座会場のひとつでもあり、そして「学食」でもあり、地域の学校などの団体の受け入れや料理教室などのイベントを通じた食育の場でもあります。決まりきったメニューを提供するのではなく、「食といのちの学校」や「いのちの村」のつながりの中で生産された旬の素材と、そのときそのときの人の縁からにぎやかな食の交流が生まれていく、そんな楽しい場所を作っていきたいと考えています。